人工内耳を装用すると健常者より凄い!?
障害者は、健常者より劣っている。
などというのが常套句だ。
しかし、技術進歩の恩恵によって、その常套句が逆転しつつあるのだ。
私たち人間は、雑音の中で生きており、その雑音に悩まされている。
これは健常者も障害者も同じである。
しかし、人工内耳は、雑音を取り除くというシステムが導入され、聞こえの力が上昇した。
さらに、シチュエーションに応じて聞こえのバランスを変化させるのだ。
例えば、工事現場や騒がしいところで話すモード、音楽を聴くモード、音を大きく楽しむモード、小さな音を聴くモードなどだ。
普通の耳だと、できないようなことができるのだ。
かといっても、この機器をコントロールするには並大抵の努力が必要だ。
神経の乱れとストレスがたまるのは前提。
ただし、コントロールすれば、それ相応の利益を手に入れることができる。
健常者と会話したり、健常者が聞き取れる発音、一人で行動。などといったごく一般的な力を手に入れることができるのだ。
失聴の耳を普通の耳にするためのツール。
それは、人工内耳だ。