私の幼少期
私は、先天性感音難聴のため5歳まで補聴器をつけて生活を送っていた。
両親は私に普通の人生を送ってほしいと願い、5歳の時に人工内耳の手術を受けさせた。
手術は成功し、コクレアの人工内耳を装用することになった。
そういうわけで5歳から人工内耳を装用している。
実は、聴覚障がい者が何か話そうとすると発音がおかしい。
身近に聴覚障がい者が居た方は、以下の話に共感するのではないでしょうか。
健聴者が聴覚障がい者と初めて話す時の第一印象は、「え?独特な喋り方をするなぁ。何を言ってるのか分かりづらいな。」と思う方が多いのではないでしょうか。
私は、両親の努力と手術の成功のおかげで、健聴者並みの綺麗な発音を手にすることができた。
私の母親は、車で片道1時間かけて、言語の学校で発音の訓練を私に受けさせたのだ。
その甲斐もあって、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学は全て健聴者と同じ学校に入って生活を送った。
言語の学校で、手話と指文字も習ったが、健聴者と生活をしていく中では使わないため、今は全くできない。
もし、このブログを見ている読者の方に、聴覚障がい者本人や親や友人や親族などなどであればこのブログを通して聴覚障がい者が健聴者並みの生活を送ることの楽しさやヒントを掴んでいただければ嬉しいです。
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