意識高い系の聴覚障がい者

健常者と一緒に生活し、2017年に大学を卒業した聴覚障がい者の私が日常生活を綴っていきます。

人工内耳を装用する上で必要なお金

人工内耳は、体外装置を動かすための電力のもとである電池が必要です。

私は、コクレアのFreedomを装用しているため、1つ数万する充電が可能な電池を使っています。

約6〜8時間で使い切るため、常に予備の電池を2個、携帯しています。

3年ぐらいで、使えなくなります。

使えるけど、数時間で切れてしまうということです。

さらに、マイクロホンカバーといった部品の交換などが必要です。

これらのマイクロホンカバー、電池は助成金が出ません。

なので、絶対的にかかる費用です。

 

残念なことに2018年の年末にダイレクト交換修理サービスや部品の購入が出来なくなるので買い替えが必要です。

しかし、次の機械を手にいれるには全額負担となるため100万円必要となります。

 

健康保険で購入するには、壊れるまで使わないといけないのです。

 

となると、壊れた場合その間、人工内耳がないため聞こえなくなります。

 

このことを福岡市の市議員である尾花さんが議会で質疑応答をしましたが、国の動向を見てからという判断をした市議会でした。