意識高い系の聴覚障がい者

健常者と一緒に生活し、2017年に大学を卒業した聴覚障がい者の私が日常生活を綴っていきます。

理系と文系どちらがいいの?

最近は、理系がいい!文系やめとけ!という話があちこちで聞こえてくる。

これは、時代の流れに沿って言うなら、正解。

しかし、文系と理系の両立をしないとこれからはダメな時代である。

なぜなら、基礎数学を学び、力学から量子物理学まで幅広く学んだとしても、金勘定や人間との駆け引きが上手くなければ、自分の実現したいことを実現するのは難しいからだ。

 

いくら理系もしくは文系で優秀な人間であったとしても、いずれかがいなければ上手くいかないのだ。

文理系合わさった力を手に入れるか、チームで文理系を作る。という様々な手がある。

最終的には、大成するには文理系両方とも必要であるという解が出るはずだ。

 

人工内耳を装用すると健常者より凄い!?

障害者は、健常者より劣っている。

などというのが常套句だ。

しかし、技術進歩の恩恵によって、その常套句が逆転しつつあるのだ。

私たち人間は、雑音の中で生きており、その雑音に悩まされている。

これは健常者も障害者も同じである。

しかし、人工内耳は、雑音を取り除くというシステムが導入され、聞こえの力が上昇した。

さらに、シチュエーションに応じて聞こえのバランスを変化させるのだ。

例えば、工事現場や騒がしいところで話すモード、音楽を聴くモード、音を大きく楽しむモード、小さな音を聴くモードなどだ。

 

普通の耳だと、できないようなことができるのだ。

 

かといっても、この機器をコントロールするには並大抵の努力が必要だ。

 

神経の乱れとストレスがたまるのは前提。

ただし、コントロールすれば、それ相応の利益を手に入れることができる。

健常者と会話したり、健常者が聞き取れる発音、一人で行動。などといったごく一般的な力を手に入れることができるのだ。

 

失聴の耳を普通の耳にするためのツール。

それは、人工内耳だ。

難聴の子が一人で生きていくには?

人口内耳の維持費が昔に比べるとかなり安くなった。

それに、補聴器や聴覚障がい者として生きていく費用(維持費、購入費)と収益(収入)を考えると、人工内耳で生きていく方がはるかに収益が高い。

もちろん、障害者手帳は取得しておくべきだ!

なぜなら、補助金なり手当がもらうことができたり、税金が安く済むからだ。

貰うか貰わないかは親が選択することになる。

子は、大人になって選択するのが難しいのだ。

障がい者年金が貰えるかどうかで、障がい者が一人で生きていけるかどうかが変わる。

 

①人工内耳をつける。

障害者手帳をもらう。

③手話や指文字ではなく口語を発達支援センターで言語訓練士から学ぶ事

④義務教育や大学も健常者がいる学校に通う事

 

この四つが前提となります。

 

この国は、最低賃金があり、そのラインを上回る給料が労働者に支払われる。

これが当たり前だ。

しかし、障がい者は違うのだ。

最低賃金を下回る給料が支払われるのだ。

理由としては、健常者に比べて仕事する量と質が低いからだ。

仕方ない。と思ったり、不平等だと思うかもしれない。

でもこの話の裏には美味しい話がある。

 

健常者よりもちゃんと仕事が出来たら健常者よりも得るお金が高いという事だ。

つまり、人工内耳を装用した上で、聴力と口語を補って、普通の人のように生きていく事が可能なのだ。

 

かといっても簡単な金額ではない。

人工内耳の体外機の費用や手術のお金、維持費、保険。。。。。。

100万の費用がかかる。

でも自治体や行政には支援の手がある。

使う事が大切だ。

 

結論、使えるものは使う。そして、取捨選択しよう。

取捨選択できない選択は辞めよう。負の財産を背負うのは子供であるのだ。

つまらないプライドや世間体は、負の財産。

子を思うなら、子供の利益と権利を大切にしよう。

手話、指文字どっちがいい?

私は、手話と指文字両方を習った。

しかし、二つとも小学生に進級するのを目処に使わなくなった。

なぜなら、健常者が通う小学校に通ったからだ。

 

大人になった今、親の選択に感謝している。

なぜなら、言語の壁が高いように、指文字と手話の壁は高いのだ。

話せる人、助けを求めれる人が圧倒的に違うのだ。

 

では、どうやって会話を会得したのか。

それは、言語訓練士がいる児童発達センターという所に幼稚園に通いながら通っていたからだ。

 

健常者は、人と人が違うことに敏感で、差別用語やいじめというものを発してしまう。

区別したがるからだ。

 

子供が可愛いと思えるなら、健常者が通う所に通わせることが一番いい。

 

区別をしたがる人もいれば区別した上で手を差し伸べてくれたり、普通に接してくれる人はいるはずだからだ。

 

というわけで、指文字、手話を習うよりも会話を習う方が良いだろう。

もちろん、人工内耳や補聴器を装用した上で。

自分の声と相手の声を聞くことから会話の学びが始まるからだ。

 

英語など外国語が聞き取れないのは、正確な言葉を知らないからだ。

正確な言葉を知ったら、次からは聞き取れるようになるからだ。そして、発することができるからだ。

英語を学び始めて気づいたこと 英語の基本のキ part1

1、冠詞

2、時制

3、複数

英文の読み書きをする際に、この3つを心がけましょう。

1、冠詞とは

冠詞はズバリ、a/theのことです。

名詞に、a/theどちらがつくかを考えましょう。

ルールがあります。

一、(相手にor一般的に)明確であるか?(obvious)

二、前の文に出ていたか?(previous)

 

一、二それぞれにYesかNoかで決まります。

 

どちらもNoであれば「a」

どちらかがYesであれば「the」

どちらもYesであれば「it」

 

どちらもYesであれば「it」と言いましたが、これを代名詞といいます。

He、It、Thisを代名詞と呼びます。

先ほどの一、二がYes(代名詞)であれば、a personではなくHeもしくはSheと書きましょう。
HeかSheかは、男性か女性かで決めましょう。
それが分からないとなれば、明確でなかったとなり、the personとなります。

それでは、次回は発音について書いていきます。

 

英語を学び始めて気付いたこと  ラーニングパターン

言語を学ぶことが、ラーニング・パターン(※1)に書かれていることを自然体で体感できると気づいた。
 
これからも青いリンゴで生きよう。
死ぬ時に、「生きててよかった」と思えるように、素直に生きていこう。
 
 
(※1)
ラーニングパターンを体感するように、英語を学ぶことを推奨します。
自然と英語を楽しみながら学ぶことができます。

それでは、次回。
英語の基本のキについて書きたいと思います。

知らない企業がどんな企業かを知る方法

その方法は、3つある。

 

一つ目は、そこで働いている人と話す。

ただし、人事担当は除くことと入社の意思があることを伏せる。

なぜなら、そこで働くことになったり、そこの会社と一緒にやっていくなら、素の姿を見ておかなければ後で痛い目にあうからだ。

 

二つ目は、財務諸表を見る。

公開義務がない場合、公開されていないが、公開していたとしたら、その会社は良いかもしれない。

 

三つ目は、その会社の採用情報を見る。

どのような媒体で、どのような人をどのような条件で雇うかで、ブランド管理をしているか、長期的な戦略が練れているかどうかが分かるのだ。

そして何より、研修を自社で開発しているのか委託しているのかどうかも見極めることが必要である。

自分の会社のために研修をするはずなのに委託をするということは、自分のことが分からないから他人に聞くという滑稽な話でもある。

一緒に開発ということであれば、問題はない。むしろ、良いことだ。

さらに、アルバイトや契約社員の有無よりもそのひとたちにどのような仕事を任せているのかが大切だ。

なぜなら、顧客と接点を持つ場面で、責任を持たない、ブランドストーリーを把握していないアルバイトや契約社員が接点を持つことになると、徹底したブランド管理ができないなことになる。

 

何事も端から端まで、仕入から販売からメンテナンスからクレーム対応まで徹底的にブランド管理が出来ているかどうかが社内の風通しを判断する上でも必要なことだ。

 

このように、端から端までその会社のことを調べていたら、いつの間にかどんな企業かがわかるようになるのだ。

 

これを日本は、たった半年〜1年で数社も調べろということを若者に推奨しているのだ。

日本という政府ではなく、日本人がしているのだ。

 

恋愛的に見ると、セックスをして相性が良ければ結婚へ!という話なのだ。

 

ちゃんとした恋愛は、その人がどんな趣向を持ち・・・・ということを知ってからこそ結婚の始まりなのである。

 

現に、徹底的に調べることをできる人材は、1%もいないだろう。

できているつもりは10%

できているつもりでいるけどしていないのが大半。

 

そのまま年をとるから、会社の金でプロジェクトをするときにやっと初めて徹底的に調べたりするようになるのだ。

 

これじゃあ、投資効率も意思決定もできないのだ、だから売り上げは良くても利益が出ないという結果に。

儲けれない、若者。ではなく儲けれない、日本人。