MITメディアラボ、グーグルにあって日本のIT企業にないもの
それは、弱者の立場に立っているかどうか。だと思います。
日本のIT企業は、生産性の向上とIotの導入などを口実に、ITコンサルティングをクライアントに売りつけています。
しかし、グーグルやフェイスブックはそうではない。
つまり、一消費者が企業と対等に生きることができるようなツールを提供し、Freeを前提としているのです。
MITメディアラボはscratchといったプログラミングを生涯幼稚園研究という集団から生み出し、システム環境構築という面倒な手続きをせずに学びが可能になるシステムを提供しました。
グーグルは、メール、エクセル、ワード、パワポ、アナリティクス、動画といったものをFreeで使えるようにし、個人の考えや意見や意思疎通を国境を越えて可能にしました。
一方で、日本のIT企業は「危機」「不安」を企業や個人に植え付け、商品やサービスを買わせます。
そして、コスト(支払った費用)以上の成果(収益、顧客満足など)を企業や個人に提供をしていないのです。
自分さえ良ければいい。という思想が、日本市場を形成しているのでしょう。
Win-Winという思想をグーグルやMITメディアラボは持っているからこそ、言語の壁を越えて多くの人々がFreeで使うという機会をもたらしているのでしょう。
だから、弱者の立場に立っているMITメディアラボ、グーグルに比べて日本のIT企業はバブルが弾けるとゴミ同然のようなサービスを生み出し続けるのです。